特集「皆で考える、最期まで安心して過ごすために考えておきたいこと~人生の最終段階における医療の普及啓発について」
私たちは10月の例会で在宅療養高齢者への救急医療の現状について意見交換する中で、救急医療体制の課題検討とともに、住民一人ひとりが人生の最期について考えることが重要だと理解しました。
西区在宅ケア連絡会では札幌市医師会西区支部とともに、人生の最終段階における医療の普及・啓発に取り組んで行くことを検討しています。12月の例会では、各専門職自身がアドバンスケアプランニングを考え、用紙に記入した内容を基にグループ毎に意見交換しました。相手のことに配慮しながらも、「最期は自宅で過ごしたい」「最期のことは考えられない」「全て家族に任せたい」など各人が自分の考えを正直に話すことが出来ました。
今回は3月の公開シンポジウムで住民とともにアドバンスケアプランニングについて考えることを前提として、改めて研修を行うこととなりました。参加者一人ひとりにとって役に立つ研修となることを目指すとともに、次回の例会成功に向けて、みんなで大いに意見交換しましょう。
今後の予定
日時:平成30年3月17日(土) 14:00~16:00(開場13:30)
会場:西区民センター3F大ホール(琴似2条7丁目)
テーマ:「皆で考える、最後まで安心して過ごすために考えておきたいこと」